アルコールの離脱症状
アルコールを飲み続けてアルコール依存症になった人が急に飲酒を止めると、以下のような症状が出現します。これをアルコール離脱症状とかアルコール退薬症状とか、一般には禁断症状などと呼びます。
離脱症状を避けるため、再び飲酒することが多く、アルコール依存症は飲み続ける限り、続き、また進行していきます。進行すればするほど、アルコール離脱症状は強く、また長くなり、ますます止められなくなります。もう少し詳しいことは本文(『アルコール依存症』斎藤学・柳田知司・島田一男著編、有斐閣、昭和54年、91-91p)をお読み下さい。